追悼

なんということか。


栗本薫が亡くなってしまったということ。
、、、言葉も出ない、ショックだ。


私が最初のグインサーガ、29巻「闇の司祭」を購入した理由は
いまだに思い出せないのですが
何回も繰り返し読んだ覚えがあります。
次巻「サイロンの豹頭将軍」が出るまで時間がかかったことも幸いして
私は以降の巻も、以前の巻も揃えていくことができたのです。


こうやって書きだすといくらでも言葉があふれてくるのはとても不思議だ。


また、日記書こうかな。
今日はここまでだな。

雷の季節の終わりに (恒川光太郎 / 角川書店)

雷の季節の終わりに

雷の季節の終わりに


異世界・穏(おん)で暮らす少年、賢也。彼は「風わいわい」という妖怪に取り憑かれている。
そして穏の地には冬と春の間にもうひとつの季節がある、
雷の季節と呼ばれるその季節は人がよく消える、賢也の姉もそんな季節に消えたのだ…
305ページ


前作「夜市」(感想)と同じような世界観。
軽いファンタジー要素をはらんだところと、まさに現代社会を背景にしたところが
同じ物語の中に破綻せず同居しています。


穏という土地の特異性は序盤からあますところなく表現されていて
生者と死者が隣り合っているところや、隔離されていたり、
世界に全く知られていないところなどが繰り返し強調されて
現実のものでないところと、そして住人の穏やかそうなところが
現実世界の住人である私を魅了してきます。


後半でもうひとりの語り部となる茜は現実世界の住人で、
まさに現代社会の問題を具現化したような環境にあって
これがどのように話にからむのかが見えてこないのですが
中盤の茜の友人が見せてくる世界が穏の世界観と重なりを見せだすと
一気に物語が佳境になってきます。


正直この唐突っぷりには面食らいましたが
最後まで賢也と茜の接点が見えてこないところにだまされた感じです。
だけどここらへんにはもうちょっと枚数をかけてほしかったかな。
あと穂高


やはりこの世界観が好み。
伊坂幸太郎の「オーデュポンの祈り」ASIN:4101250219 に似てるかな。
★★★★

極東平原 (迎夏生 / メディアワークス / DengekiComics)

極東平原―迎夏生作品集 (電撃コミックス)

極東平原―迎夏生作品集 (電撃コミックス)


「極東平原」
極東平原に一人で暮らす少女シュズ。
その前に現れたリリという馬を連れた青年カオは「幻の獣」を探しているという…
「クリスタル・ランタン」
魔除けのランタンを灯す仕事を生業とするランタ。
ある日偶然家にやってきた郵便屋のクリにもう一度会いたくて…
モグラ姫」
百太はポッチャリした子が苦手な高校生。
ある夜、彼は地上の国(光の国)興味深々の地底王国の姫プリエラと出会う…
以上3編・6話収録された短編集


いずれも迎作品らしいファンタジーもので、
愛らしいキャラクタと話がとても心地よいです。


お気に入りは「クリスタル・ランタン」の念話ができる主人公一族のお話で
少ないページ数でランタの思いと不安に思う心情、
そしてお話のオチまで綺麗にまとまっていて、
非常に「らしい」作品だなと思わされました。


いずれも独特の世界とやさしい物語が気持ちよいです。
★★★
「Nui!」ISBN:9784861763625 も買っているのでそのうちタイミング次第で感想を…

これからはなにか少しずつでも書いていくことにしますよ。
あえて書くスタイルを決めてしまうと逆にそれでがんじがらめになっちゃいそうだ。