マエストロ 2巻 (さそうあきら / 双葉社 / アクションコミックス)

マエストロ 2 (アクションコミックス)

マエストロ 2 (アクションコミックス)


日本屈指の交響楽団、中央交響楽団が資金繰りに苦慮し、解散。
食い詰めた元楽団員だが謎の指揮者、天道のもとに再結成し
新たな音の道へと入りこんでゆく…


相変わらず音楽への表現が独特です。
今巻は演奏シーンはそれほど出てこなくて
団員個人への背景やメンタルな部分が多く描かれていて
2年ぶりの新刊のわりにはおとなしい(おとなしすぎる)内容です。


1巻から謎だらけながらも団員それぞれの新たな一面を引き出してくる
指揮者の天道という人物もこの作品において異様な魅力を発揮しています。
しかしその天道への不信感も残っていてそこらへんのドラマもありそう。


個人的にはティンパニ奏者、丹下のエピソードが印象的。
バチが何種類もあるというのは初めて知りましたし、
湿度によって曲中でも音程変えてるなんて…
私の耳では無理っぽいな。
むしろ私がティンパニやってたころは数が足りないせいで
曲中に音を変えるということはありましたが。
(しかもペタルで音程変えるタイプじゃないのよね)


中味は文句なしですがさすがに「神童」と比べるとねぇ。
あと刊行ペースは上げてほしいな。
★★★


後で追加します。

今日は新宿へ行くつもりだったのですが
雨降っていたので延期。
明日にすることにしました。
ミカドに行ってピンボールがどんな感じか遊んでみたいです。
http://blog.mi-ka-do.net/?cid=12185
こういう独自の展開を見せる店がもっと増えるといいのに…


新宿も昔はピンボール充実していた時期があって
思い出すのは歌舞伎町にあった「TODO」でしょうかね、
ここには常に2・3台あったものですがこのサイト開設した直後に閉店。
今は無料案内所かな?
あとはスポラン各店に常にありました、本館、別館、中央口店にも2台づつありましたが
いつのまにか消えてました。
あとはタイトー系の店、パセオ、ゲームワールドタイトーステーションにもあったかな。
まあタイトーピンボール扱わなくなってなくなりましたが、
21世紀入ってからも実は「プレイボーイ」がちょっとだけ導入された時期もあったりします。
(今は池袋の「ランブルプラザ」にあります)
おお、こうして見ているとかなりあったんですね、驚きだな。


まあ私がゲーセン巡り始めたころって
「キャロット新宿」が閉店したころなので
セガネオシス」とか「ギャレッソ新宿」とか「フラミンゴ」とかを
よく知らない(調査不足だったせいかも)のがくやしいですね。

風雲児たち 幕末編 10巻 (みなもと太郎 / リイド社 / SPコミックス) ISBN:4845831767

風雲児たち 幕末編 (10) (SPコミックス)

風雲児たち 幕末編 (10) (SPコミックス)

幕末の群像物語を描こうと出発した作品が、関が原から始まり、
連載28年、ようやく幕末にたどりついている大河ドラマ


今巻は死者20万人とも伝えられる安政の大地震
吉田松陰松下村塾再開、村田蔵六大村益次郎)の鳩居堂開塾。
タウンゼント・ハリスの来日が描かれます。


ハリスがニューヨーク市立大学の設立者にあたるとは知りませんでした。
この作品は毎巻こういった驚きがあるのでたまらないな。
いまだ混乱と激動の時代ではなく、その準備期間といった様子です。


龍馬の再登場によってようやく「雲竜奔馬」に追いついたこの「風雲児たち」が
どんなエピソードを見せてくれるのか楽しみでなりません。
最近は半年に1冊ペースなので有難いよ。


★★★★