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雷の季節の終わりに作者: 恒川光太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 48回この商品を含むブログ (77件) を見る 異世界・穏(おん)で暮らす少年、賢也。彼は「風わいわい」という妖怪に取り憑かれている。 そ…
風雲児たち 幕末編 (10) (SPコミックス)作者: みなもと太郎出版社/メーカー: リイド社発売日: 2006/12/28メディア: コミック購入: 4人 クリック: 10回この商品を含むブログ (30件) を見る幕末の群像物語を描こうと出発した作品が、関が原から始まり、 連載28…
マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 冲方丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/11/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (299件) を見る ディムズデイル・ボイルドは戦地における友軍への誤爆という罪をお…
向日葵の咲かない夏作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (150件) を見る 小学4年のミチオは先生に頼まれて同級生、S君の家に夏休みの宿題などを届けに行くとに。 そしてS君の家で…
空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 (電撃文庫)作者: 渡瀬草一郎,岩崎美奈子出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/10/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (86件) を見る ラトロア国で論戦するフェリオとウルク。 しかしそのさ中…
ボトルネック作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/08/30メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 106回この商品を含むブログ (268件) を見る 恋人を弔うため東尋坊に来ていた嵯峨野リョウは、 強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。…
おじいちゃんは少年探偵 (1) (CR COMICS)作者: 井上よしひさ出版社/メーカー: ジャイブ発売日: 2006/09/07メディア: コミック購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (32件) を見る 昭和30年代に少年探偵として活躍していた探偵ダッシュ。 しかし彼は…
産休の先生の代わりにやってきたひとみ先生は、嘘つきだったんです。 1話8ページくらいのお話の中でひとみ先生が嘘をつきまくるという話で まさにそれだけで進みます。 嘘に嘘を重ねていくために周囲は混乱し、 読んでいるこちらも混乱してくるという状態…
本編終了したキャンパス2の外伝的作品を収録した最終巻。 最後までさわやかラブコメを貫き通してくれてこちらも大満足です。 今巻はサブヒロインがメインの話が多くなっていて そちらのほうで面白みのある作品が多かったです。 藤浪朋子メインの第7話「1…
安岡紫音(11)は幼いころ両親を殺された。 そのショックで言葉を失った紫音は棋士である安岡家の養子となり、棋士を目指す。 原作のかとりまさる氏って林葉直子氏だったのね、びっくりしました。 http://hayashiba.fortune.ne.jp/blog/ (林葉直子の「お悩み…
軌道エレベータが現実となった惑星における 宇宙と地上をつなぐ人々を描く連作短編集。 やはりこれはいいね、SF的設定と日本の片田舎を思わせる一見相反する世界観をで 漫画描かせたら最高なんじゃないでしょうか。(限定はされてますが) 内容もどちらかと…
室江高校と町戸高校の女子剣道部交流戦も副将戦へ。 そして部員4人しかいない室江高校の5人目は武礼葉という… うはは、やっぱダメじゃん。 一瞬にしてバレているのがなんとも、 そして2回目の試合も相手瞬殺、このあたりはスカっと見せてくれました。 な…
読んでいて満足はできるのですが読み終えるとイマイチ印象に残らないです。 今巻はリンが完全に主役を食ってしまっている活躍ぶりですし、(別に悪いわけではないが) そしてなにより事件そのものが消化不良で終わってしまったためか ぼんやりとした印象しか…
普通小説とファンタジイ/ホラーを融合したダーク・ファンタジーの短編集 11編収録、285ページ これは確かにすごい。 ただの奇想ものとは一味違った作品ばかりで 現実世界のどこかにファンタジー的なしかけがほどこされているといった作品が多く なんか他に…
物静かな読書家、大八木朔はこの春幼い頃住んでいた町に戻り新高校生となった。 しかし、この地には彼を恐怖のどん底に落とした星好き少女、明野美星いたのだ。 入学早々彼女に再会した朔はいつのまにやら創部間もない天文部に入部していた… ああもう、なに…
西方諸国混乱の元凶であるラトロアに正式に使者ろして乗り込むことになったフェリオ。 そしてそのラトロア国内においてもいろいろな問題点が… 328ページ なんと次巻最終巻。 長いようで短かったかな、まだ終わってませんし、 物語のクライマックスはほんとに…
SFというよりはホラーに近い味わいの短編集。 13編収録、277ページ。 こちらのほうが奇想って感じがして面白かったです。 「レミング」のような3ページほどの作品もありますが ホラーらしいわけのわからなさで面白かったですし、 逆に「種まく男」のように…
沢木直保は「菌」が見える農大生。 そんな彼と発酵を生業とする研究室・樹研究室の樹教授と 樹ゼミに出入りする人々の毎日と、「菌」達のかもしの有様。 相変わらずすごく面白いです。 だんだんと存在感がなくなっていく主人公、 しかも菌が見えるというこの…
銀座で画廊を経営しながら、超能力探偵としても活躍する相良蒼司。 とはいえ実際に超能力などあるはずもなく、アシスタントの宝生志摩子が調べてきた情報を元に、 推理を積み重ねて真相を言い当てているに過ぎなかった。 そんな彼の元に大学教授が「白菊」と…
麻井麦。15歳。 緊張すると声が出なくなるほどの極度の上がり症。口癖は「無理です」。 そんな彼女が入部(させられた)したのは演劇研究会。 なしくずしに夏合宿までいって麦は部長の野乃を怒らせて… 1巻の感想がないのか、まあ仕方ない。 厳しい部長の野…
幕末の動乱において活躍する人物や歴史を描く(予定)の大河歴史ギャグ漫画。 今巻は福沢諭吉の適塾入塾に至るまでの半生、 勝海舟の老中阿部正弘による抜擢、そして安政の大地震が描かれます。 今巻も内容充実していますが、ありていに言っちゃえばほとんど…
背が小さくて何かと要領の悪い女の子・千村さん。 彼女をなにかと気にかけてるけど、自分もやっぱり要領が悪い背の高い男の子・黒川くん。 そんな不器用な二人のラブストーリー。 ちょっとずつ、ちょっとずつ二人の距離が縮まっていくさまを見ていく物語です…
画家になる夢を捨て、撫子学園の美術教師となった上倉浩樹。 彼の元には従妹の鳳仙エリカが撫子学園の特待生として同居したり 幼馴染の桔梗霧などに囲まれにぎやかな日々をすごしていた。 二学期に入り、撫子学園の美術特別講師としてやはり浩樹の幼馴染であ…
世界の崩壊と狂気を暗示した表題作ほか、過去から未来、 そして宇宙までを舞台にしたホラー短編集。 11編収録、312ページ。 なんてったって私の辞書では「やすみ」と打って変換すると「泰三」になるくらいですから 小林泰三氏久々の新刊、楽しみでした。 ホ…
多分続けて読むとすごく面白いと思うのですが 今巻だけ読むとグラトニーの作り出した擬似真実の扉からの脱出という やや動きのないストーリー展開になったせいか 前巻のアクションシーン連発に比べるとややゆるいです。 しかしそれでも敵味方のボーダーライ…
全国高等学校野球選手権埼玉大会、 西浦高校初戦の相手は強豪・桐青高校。 先制点はとったものの、まだまだ試合は一進一退の膠着状態… 今までにあった野球マンガとは一線を画した内容であることは確実でしょう。 細かに描写された理論野球、うんちく野球とい…
つうか、この人がブラッドベリと同じカテゴリで語れるわけがない。 SF、というにはサイエンスっぽくはなくてホラーというには怪奇的ではないところが なんとももどかしい幻想小説集。 10編収録、299ページ。 299ページとページ数はそれほど多くはないのです…
タートムとの戦後処理のためにフェリオはウルクの故郷であるジラーハへと赴く。 そこで彼を迎えたのはタートムからの使者だけではなく… 314ページ。 またしても登場人物が増えてきていることに驚きを禁じえないのですが それがまた違った立場の人間だけにそ…
団地妻1年生・ももえと彼女の友人主婦たちが繰り広げる日常を描いたショートコミック。 「でりつま」とは「デイリー妻」の略ですよ。 あー、このとんでもないところからファンタジーになってしまう話の数々、 どこからどこまでいってもほのぼのとした作風は…
四谷スミレは17歳の高校生。 しかし、彼女の後ろには何故かオヤジが張り付いて、背中の穴に手を突っ込んでいる様子。 そう、彼女は人形。 しかし、17歳の高校生。 これは奇妙な作品。 どこからどう見てもオヤジが操る人形にしか見えないスミレが高校生として…