「週刊少年サンデー 34号」 (小学館)

新連載「楽ガキFighter」(中井邦彦)
絵を描くのが大好きなハユマは行方不明になった父親を越えるために今日も絵を描いている。
そんなある日、入院中の幼馴染・千夏の見舞いの帰りに不思議な絵筆を手に入れた…


描いた絵を具現化するという不思議な絵筆で様々なバトルをする作品になりそう。
くっきりした描線の絵は元気よくて好感触です。
ただ、絵の力=心(想い)の力というパターンは「ガッシュ」にも通じるパターンで
このままではかぶってしまいそうなので、
力と力の勝負だけといった安易なバトル漫画にはならないほうがいいような気もします。


「焼きたて!ジャぱん」(橋口たかし)
ピエロ、手段と目的をはきちがえていますよ。
多分パンもまったく味わっていないはずなので、
私の予想(リアクションで泳ぎだす)というのはハズレてしまった。
残念。
どうすんの?


「金色のガッシュ!」(雷句誠)
ウマゴンの力は肉弾系だったもよう。
なんかちょっと意外ですね。
彼のことなのでニンジンを空から降らせるとか、そんなもんだと思ってました。


センターカラー「美鳥の日々」(井上和郎)
カラーで復活の凱歌を飾った綾瀬さんの猪突猛進恋物語
やったー、まってましたよ。
相変らず空振りを繰り返してしまうさまがなんとも面白悲しいです。
オチも悲しいし。


ロボットボーイズ」(上川敦志七月鏡一)
すごく丁寧にロボットのことを解説しているのが好印象。
こんな感じであせらずじっくりと描いていってほしいところですが
さすがにそれでは人気面で厳しいかもしれないな。
とにかくとっとと勝負!
という展開にはならないでほしいのです。