2003-01-01から1年間の記事一覧
あれ? 発売は昨年だったのか… 連城ミステリは実際におきていることが単純なんですが それを複数の視点から見せることによって複雑化してしまっています。 読むのにやや苦労させられますが 最後に明らかになる真相と結末には驚愕とさみしさを禁じえません。 …
連作短編というものはやはり読みやすいのですが 主人公の二人がそれぞれへの好意を認識していくさまがなんとも微笑ましく、 そしてそれぞれの考え方や社会への見かたもが変わっていくのが こちらのほうも心地よくなってきましたね。 そして本当にドラマチッ…
読む前は圧倒される上下巻それぞれ650ページですが 読み始めればそんなこと考えているひまはありませんでした。 幻界の表現に不安を感じたのもつかのま、 あっという間に真っ直ぐなキ・キーマやしっかりとしたミーナという仲間に恵まれ、 ふらふらとしながら…
初期はドタバタコメディという側面を見せながら 中盤から後半にかけてはどんどんミステリアスな話になっていって 最後はビシっと締めてくれました。 漫画としてはまだまだなのかもしれませんが 物語として楽しめたというところに感動させられました。 http:/…
一応最新刊を挙げてありますが これはこの作品を再発売してくれたことに対して感謝の意がこもっています。 ワイド版はこの巻で完結になりましたが、 物語はまだまだ終わっていなくて「幕末編」に続いています。 なんといってもこの作品の魅力は 歴史というも…
うあーー! 最後の最後でとんでもないもの読んでしまった気分だ。 「美女」 (連城三紀彦 / 集英社文庫) ISBN:4087472132 収録の「喜劇女優」がそれ。 しかし、この連城マジック(あえてマジックと言っちゃう)はすさまじいものがあります。 アクロバチック…
ムック 本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国2003年度版 (本の雑誌社) 文庫 美女 (連城三紀彦 / 集英社文庫) コミック (感想) 装神機ゴルバー (るりあ046 / 久保書店 WORLDコミックススペシャル)
世間に出回る金はいろいろなものと兌換される基準になっている。 それはある日は命の値段であったり、そのまま給料であったりと 形態は様々ながらも、それぞれが少しでも多く受け取るために汗水流す。 そんなものへの舞台裏を覗く銭勘定漫画。 いやーあ、な…
仕事終わりませんでした。 大晦日まで仕事になってしまいましたが、 終わり次第あがれるので頑張るぞ。 今年1年を振り返ると、 ややネットに時間を割きすぎたような気がします。 特にここの文章は手間取っていることが多く、 ここの簡略化ができればもっ本…
コミック 総理大臣のえる+ (剣康之 あすか正太 / 角川書店 Kadokawa Comics A) (感想) A.D.GEAR (藤本秀明 / ラポートコミック)
アルド・ナリス15歳、マルガで静かに過ごす日常。 そんな離宮で女官が連続失踪するという事件が発生する。 ひょんなことからその事件を知ったナリス王子は真相をつかむため、調査をはじめる。 なんとミステリです。 まさに「外伝」にふさわしいお話、作者も…
うーん、ここにきてこんな忙しくなるとは… 今年の仕事は今年のうちに終わらせておきたいので 頑張ってみたいと思っているのですが、 果たしてどうなることやら… とりあえず書けたものから。
なし
これから書くよー。
その他 2004年カレンダー (勝馬) コミック ワイド版 風雲児たち 20巻 (みなもと太郎 / リイド社 SPコミックス) (感想) 雑誌 アルカディア 2月号 (エンターブレイン)
一年最後のGIになりました。 やっぱり心情的には取ってラストにしたいですよね。 (もしダメだったらハッピーエンドカップで…) ◎ シンボリクリスエス 引退レース。 しっかり走ることができれば誰も届かないのは分かっている、 ここでまたしてもジャパンカッ…
仕事で遅くなっちゃって「映像の世紀」見れませんでした。 しかし録画には成功しているので そのうち再試聴の機会もあると思います。 できたら感想はその時にでも。 だけど第五集「世界は地獄を見た」と比べるとテンションは落ち気味になりますが。
なし
動く映像が全てを物語る二十世紀を振り返るドキュメンタリー。 第五集は第二次世界大戦により引き起こされた 人が人を殺していってしまう悲劇を見つめ直す。 「映像の世紀」の中でも最高傑作と名高いのがこの第五集ですが まさにその評判を裏づけできる内容…
もうこれからは「ドリマガ」のある週は「ファミ通」はいいやって感じになってきました。 だって速報以外にはほとんどとりえがないんだもーん。 なんか「映像の世紀」がらみでここの日記を見に来て下さっている方が いらっしゃるようなので、その期待に応えて…
雑誌 ドリマガ Vol.1 (ソフトバンクパブリッシング)
「朱雀の弓」という神器を身に宿してしまった駿河妖介。 余命1年などと言われた挙句、眷族という化け物とも闘うハメになり 否応なく矢面に立つことになった。 相変らず眷族は不気味で、整った絵からは想像もつかないほどグロテスク。 …てなところで寝てしま…
コミック 冗談新選組 (みなもと太郎 / イースト・プレス) (感想) 文庫 新版指輪物語10 追補編 (J.R.R.トールキン / 評論社文庫)
今年最終刊になりますね。 巻頭カラー 「MAJOR」 (満田拓也) タイトルのあおり文、「アメリカ人もびっくり!」に大きく脱力。 それはいいとして、吾郎の辞書に謙虚という言葉は存在しないのだろうか。 「美鳥の日々」 (井上和郎) 何を思ったか突然パンツ…
まあなんにもないですね。 今までもそうでしたが、クリスマスだろうが、 なんだろうがあまりそれには関係なく本買っているのが過去の日記を読むとわかりました。 「きりひと讃歌」とか買っているくらいだしね… さみしいね。
コミック おとぎ奉り 参巻 (井上淳哉 / ワニブックス GUM COMICS) 雑誌 週刊少年サンデー 4・5号 (小学館)
アメフト部に入部した小早川瀬那(セナ)は パシリとして培った俊足を見出され、 ランニングバックとして試合に出場することに。 そこで彼はアメフトの楽しさや魅力に気付いていく。 迫力のある絵が本当に印象的。 そしてだんだんとアメフトの魅力に感づいて…
やっぱりすごい、「映像の世紀」 これを見ずして何を見ようというのか? 見ない人は本当にもったいない、心の底から慄然とさせられる…
新書 月の扉 (石持浅海 / 光文社 カッパ・ノベルス) アイルランドの薔薇 (石持浅海 / 光文社 カッパ・ノベルス) 文庫 掌の小説 (川端康成 / 新潮文庫) 恐竜ラウレンティスの幻視 (梶尾真治 / ハヤカワ文庫JA)
エルサレムは目覚めた。 そしてあらゆる呪縛から解き放たれるために、動き始めた。 すげえ、ファンタジーだったんだ。 まあ最近になってこういった現代小説を読み始めたので 作者がどういった作品を書いているのか知らないわけです。 (すっと歴史小説ばかり…