週刊少年サンデー 17号 （小学館）

新連載・表紙・巻頭カラー「DANDOH!! ネクストジェネレーション」（万乗大智・坂田信弘）
青葉弾道・中学生にして全英オープンで準優勝という偉業を達成した男。
彼の師匠である新庄樹靖は病気療養のためにインドネシアに滞在中、
彼はある壮大な計画を企画し、世界のゴルファーに招待状が配られることとなった。

想像もしなかった「DANDOH!!」の復活。
「DANDOH!! Xi」と合わせると44冊もの単行本が出た作品なので
登場人物も膨大なものになってしますが
それに対して何の解説もなく最初からどんどん出てきているのも
普通の新連載とは違う印象をかもし出しています。

ゴルフ漫画ってだんだんとありえない時空に突入しがちで、
この作品もそんな境地に入ってしまっていただけに
これからの展開は全く読めませんし、不安も大きいです。
どうなるんでしょうか。

「金色のガッシュ!!」（雷句誠）
枷が外れたデモルト、こうなると以前レイラが言っていたように
やや直線的な行動しかできなくなっているようで
幻影のキャンチョメに手を出したりしています。
ここらへんが狙い目かもしれないな。

「史上最強の弟子　ケンイチ」（松江名俊）
自分ならではの必殺技を探すために始まる修行…
と思わせておいてなんとラブコメモードに突入。
さすがにコメディモードもすごく楽しいですよ。

センターカラー「KATSU!」（あだち充）
すごく意外な告白シーンになりました。
こんな展開になるとは思ってもみなかったのでちょっと驚いています。
岬新一くんの立場が揺らいでくるなあ。

「美鳥の日々」（井上和郎）
またもやシリアスモード突入。
全くこの作品はどういった構成で話を作っているのか分からないなあ。
うーん、終わりが近いとは思えないのですが、終わりが近そうな気も…

「暗号名はBF」（田中保左奈）
エル・トポ編のラストでしたが、今回の話はラストがグダグダでしたね。
特にサイファの心変わりはあまりに唐突で
意外というよりはなんかご都合主義的なものを感じてしまいました。
これで「自分自身の憎悪に打ち克ったのだ。」なんて言われてもなあ。

「勝手に改蔵」（久米田康治）
今週もっとも驚かされたのがこの作品でしょう。
こ、このラストは…
もしかして、最終回ですか？