週刊少年サンデー 34号 (小学館) SITE

週刊少年サンデー 34号

今号は特別付録、エア・サンデーというものがついています。
何かと思ったら紙ヒコーキでした。
なんだか懐かしいよ。


巻頭カラー 「史上最強の弟子 ケンイチ」(松江名俊
なんだか都合のいい技、亡心破掌撃。
術者の思いのままに記憶が消せるのだろうか。
やっぱりオチに使われるケンイチはとても主人公の役割ではないような気がります。


金色のガッシュ!!」(雷句誠)
スズメ、とうとう恵の存在を知って大ショックの巻ですが、
恵の余裕あるからかい方は無意識のなせる技か、余裕からくるものなのかが気になります。
しかしはたから見ていてこれほど絶望的なレースというものはないような気がします。


センターカラー 「うえきの法則」(福地翼)
ここまで好き勝手やっていたようにしか見えなかった神様の思惑ですが、こういうことになるんだったらよっぽど指名制のほうがいいのではないかと思ったのは私だけでしょうか。


最終回・センターカラー 「かってに改蔵」(久米田康治)
うーむ、、、こういったしめになりますか、、、、
ちょっととんでもないというか、
ちゃぶ台を盛大にひっくり返しましたね。
最後までこの作品らしいと言えばそのとおりかもしれませんが。


総括としては質より量で攻める路線が功を奏したのか、非常に安定した作品でした。
毎号楽しませてくれたので★★★★


最終回「美鳥の日々」(井上和郎)
こっちはカラーつかないんですか、、、
落ち着くところに落ち着いたラストといっていいでしょうね。
こちらの心残りは綾瀬さんだけ特大の貧乏くじ引かされたままだったこと。
なにかを見せてほしかったな。


突き抜けて面白い回とそうでない回の差が大きい作品でした。
話の芯も少々ブレがちで不安定という言葉がぴったりだったかな。
★★★


ネタもの2作品を終らせてこれからサンデーがどのような路線を歩むのかが気になるところです。
そして次号からは夏目義徳氏の新連載。
質実剛健路線に走るのか。