鋼の錬金術師 8巻 (荒川弘 / スクウェア・エニックス ガンガンコミックス) ISBN:4757512309

鋼の錬金術師 8巻

国家錬金術師という地位にあるエドワードとアルフォンス兄弟、
幼い時失った母親を取り戻そうと錬金術による蘇生を試みる。
しかし禁忌に触れた代償は大きかった。
エドワードは片腕を失い、アルフォンスは身体を失ってしまう。
二人は全てを取り戻すことを誓い、その方法を探し続けている。


作者の方、女性だったんですね。
知らなかったー、正直驚きました。


これほどアニメが追い風になった作品というのもあまり見たことがないですね。
なんかアニメ化は早すぎたなのではないかと思ったのですが
既刊が少なかったことも功を奏したようですね。


なんといっても驚きは大総統キング・ブラッドレイの正体で、
こういった容赦のない展開になるとは想像していませんでした。
物語は血生臭さを含みながらしっかり進んでいて好感が持てます。
ここにきて新キャラがどっと出てきたのも予想外で、
この東の国の人達がどんな風に掻き回してくれるのか楽しみ。
メイ・チャンの勝手なエド想像っぷりには笑わせられました。


しかしアルがフラッシュバックを見たことで
練成陣なして錬金術を発動できるようになったというのは興味深いね。


★★★★