週刊少年サンデー 47号 (小学館)
なんかセンターカラーが多いな。
表紙・巻頭カラー「結界師」(田辺イエロウ)
連載1周年とのことですが、まだ1周年なのかという気分です。
もっと長く連載しているような気になるのはこの作品の持つ存在感のおかげでしょうか。
どうも夜行のメンバーはうさんくさいのが多いな。
しかし新キャラがことごとく男臭さの高いキャラばかりなのはなんともこの作品らしい。
センターカラー「ハヤテのごとく!」(畑健二郎)
こうもひらきなおったかのようなラブコメになろうとは…
ええ、これでいいのですか?
ここまでは全く予想を裏切っていない展開なので
拉致られた次週からの話し次第といったところでしょうか。
センターカラー「史上最強の弟子ケンイチ」(松江名俊)
相変わらず武術の場面は過剰な迫力が逆に笑いをさそいます。
ケンイチにとっては甘い言葉で誘う修羅道への誘いがなんとも怪しい。
センターカラー「道士郎でござる」(西森博之)
なんか最近流し読みの部類に入ってきてしまいました。
どうも手法が古臭いんですよね。
読み切り「ジンの怪(あやかし)」(大須賀めぐみ)
人の血を吸う怪物・吸血獣(ブラッドラスト)によって父を殺された少年チェンは
最強の吸血獣猟士である芥川仁の事務所を探しているのだが…
絵はかなりうまいですね。
特に人物の描き分けがうまいので女性キャラクタの妙な色っぽさも映えています。
反面、怪物の描き方は正直褒められたものじゃないのですが…
読み切りって世界背景も解説しないといけないので
ドラマ部分が意外とおざなりです。
あと、セリフが妙に説明的すぎて話がぶつ切りにされてしまっていたのが残念なところ。
まあ平均
★★★
「からくりサーカス」(藤田和日郎)
そりゃあおの3人組をエレオノールに会わせたらこんなことになるのは自明の理じゃないですか。
もしかしたらこれであの3人組が離脱してしまうんでしょうか、
だとしたらフェイスレスの考えが分からないなあ。