太陽と戦慄 (鳥飼否宇 / 東京創元社) ISBN:4488017088

太陽と戦慄

〈導師〉と名乗る男に拾われ、共同生活を送りながらロックバンドを結成したストリート・キッズたち。
〈導師〉の危険思想に影響を受けつつバンドの練習に精を出す彼らが初のライヴを敢行したとき、楽屋で惨劇が勃発する。
297ページ。


思った以上につまらなくはないのですが、面白くなかったです。
物語の真相が後半黒幕の口からベラベラと語られるのもいまひとつでしたし、
そしてなにより真相が意外じゃない。
「あれ、そうだったの?」てな感じ。
あと、みんな洗脳されすぎです、感化されやすいからってそこまで…


ノリが独特で飄々としているのは物語の深刻さを薄める効果があって良かったです。


なにかが足りない。
★★