本屋をめぼしい本を探してうろつき回っていると懐かしい本に遭遇。


魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11) (カッパ・ノベルス)
魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11) (カッパ・ノベルス)


珍しくはまぞうを使ってみる、やっぱ便利ですね。
ちょっとそそられましたが、読まなくても我慢できそう。
つうか次の巻が出るころにはBOOK OFFで100円ですよ、たぶん。


私が田中芳樹氏の作品を初めて読んだのがこのアルスラーン戦記の1巻「王都炎上」だったのですが
他の方と同じように大ハマリ、むさぼるように既刊を読みつくしたのを覚えています。
そのころは刊行間隔もそんなに大きくなく、期待値が高いうちに新刊が出てくれたので
その勢いにまかせて「銀河英雄伝説」シリーズなどにも手を出したりしていたものです。


しかし私は「銀英伝」にはいまひとつハマれなかったのです。
理由としてはキャラクタの造形が「アルスラーン戦記」とよく似通って感じられたことで
特にヤンはナルサスのパクリみたいに思えました(実際は逆ですね)
他のキャラクタもことごとく似通って見えて、最後まで読んだもののいまひとつ楽しめなかった記憶があります。


そうこうしているうちに肝心の「アルスラーン戦記」も刊行ペースが落ちてきてしまい、
忘れたころにポツンと新刊を出されてみたりして期待をさんざん磨耗させられてしまいました。
なんだかんだ言ってもしっかり新刊を出すのって重要なのかもしれませんね。
一時の情熱を失わされながらも新刊が出続けることで購入できる作品もありますから。


…なんのはなしだ?