順調かと思われた月面結婚式場「第六大陸」建設計画の前に次々と立ちはだかる障害。
NASA、国際法、そして最後は宇宙そのもの…
前巻は紆余曲折はあるものの、ほとんどなんのトラブルもなく順調にプロジェクトが進みますが
今巻においては数多くの障害がたちはだかり(ほとんどが社会的要因ですが)
それに対応していくさまが描かれ、
そこからの展開は少々意外でした。
どういう展開になったというのはさすがにネタバレになってしまうので書けませんが、
ひとことだけ書いていくと、なんともロマンチックでしたね。
技術屋が見る夢とお姫様が見る夢を同時に具現化してしまったラストに拍手したいです。