ジョンとダニーの兄弟は町の骨董品屋で
ビー玉の詰まった金魚鉢と眼鏡を手に入れた。
その眼鏡をかけて外を見ると、そこには町ではなく森が広がっていた。
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なんとも奇妙なファンタジー。
コブリンやらヘニー・ペニーやらが出没する森に住む
おじさんと母親と娘との交流という内容になっていますが、
このゴブリン等が出てくることに対する理由がふるっている。
どちらかというと心理サスペンスみたいな作品ですが
それをファンタジー世界に投影してみせたところが新しいのかもしれません。
子供向けというわりには上記の面でそうとは言い切れないですね。