魔法の眼鏡 (ジェイムズ・P・ブレイロック / ハヤカワ文庫FT) ISBN:4150203601

魔法の眼鏡

ジョンとダニーの兄弟は町の骨董品屋で
ビー玉の詰まった金魚鉢と眼鏡を手に入れた。
その眼鏡をかけて外を見ると、そこには町ではなく森が広がっていた。
310ページ


なんとも奇妙なファンタジー
コブリンやらヘニー・ペニーやらが出没する森に住む
おじさんと母親と娘との交流という内容になっていますが、
このゴブリン等が出てくることに対する理由がふるっている。


どちらかというと心理サスペンスみたいな作品ですが
それをファンタジー世界に投影してみせたところが新しいのかもしれません。
子供向けというわりには上記の面でそうとは言い切れないですね。