ライトノベル完全読本vol.2 (日経BP) ISBN:4822217086

ライトノベル完全読本vol.2

続々刊行されたライトノベル副読本の2冊目、
何故か私は宝島社の「このライトノベルがすごい!」は買っていないので
どんな内容か知りません。
どうせだったら買ってもいいかもしれませんね。


作家そのものにスポットライトのあてられた記事が多く、
インタビューや対談記事が多いのが目に付きました。


巻頭に人気ランキングというものがありますが
これを見て感じられたことは水野良氏って息長いなあーということでしょうか。
ロードス島戦記 灰色の魔女」ISBN:4044604010 が発売されてから16年、こうしてトップを走り続けて
しかも人気もあるのですからたいしたものでしょう。
インタビュー記事も載っていますが、さすがに過去に語らえたことばかりで
あまり新鮮味がなかったのは残念でしたね。
…おおっ、P048の写真の背後にあるのはドリームキャストじゃないですか、
まだ使っているのでしょうか、「ロードス島戦記 邪神降臨」ASIN:B00006LJYK も出てるしね。(傑作です)


作家へのアンケート記事も収録されていて、
「私を変えたこの一冊」
こういうのも読書傾向が見えてきていいですよねー。
ちなみに私の場合は「たったひとつの冴えたやりかた」(ジェイムス・ティプトリー・Jr. / ハヤカワ文庫SF)ISBN:4150107394 かなー、なんて思ってたら
桜庭一樹氏と同じでしたー、びっくりだ。
アリスのことが知りたければ「ジャングルの国のアリス」(メアリー・ヘイスティングズ ブラッドリー / 未知谷) ISBN:4896420667 ですねー。
と意味のないこと書いてみる。


巻末の「良書解説」もなかなかだなーと思っていたのですが、
下記の本のレビューを見てからだと一枚落ちる感じ。
要はその作品が読みたくなるような個人の思い入れが欲しいな。



★★★