鋼の錬金術師 10巻 （荒川弘 / スクウェア・エニックス ガンガンコミックス） ISBN:4757513860

国家錬金術師という地位にあるエドワードとアルフォンス兄弟、
幼い時失った母親を取り戻そうと錬金術による蘇生を試みる。
しかし禁忌に触れた代償は大きかった。
エドワードは片腕を失い、アルフォンスは身体を失ってしまう。
二人は全てを取り戻すことを誓い、その方法を探し続けている。

今巻は壮絶なマスタング大佐と人造人間・ラストの闘いがすさまじかったです。
それだけにとどまらず、前半部分のアクションシーンは全てが迫力満点で見ごたえ十分、
ラストの最期あたりなどもほんとに壮絶でした。すごかったです。

後半部分は伏線を張ったりと地味なところも多かっただけに
前半部分は強烈でしたね。
ストーリー的には後半部分も見逃せなかったわけですが。

しかしエキセントリックな性格で味のあったナンバー66ことバリーが死んでしまったのは
ちょいと残念だったりします。
まあ死ぬべきキャラクタであったことは事実なのですがね。

次も楽しみでなりませんよ。
★★★★