空ノ鐘の響く惑星で9 (渡瀬草一郎 / 電撃文庫) ISBN:4840232415

空ノ鐘の響く惑星で9

ついにアルセイフは、タートムとの国境戦を制した。
“輝石<セレナイト>”の問題、ラトロアへの対策など、
いくつかの案件はあるものの、久々に穏やかな日々が訪れる。
王宮では舞踏会が催されることになり、
フェリオは兄・ブラドーにある頼み事をされるのだが…。
344ページ


なんだかまったりしてますねー。
まあそれよりも今巻の目玉はウルクとリセリナの晴れ姿なので(口絵が素晴らしいですね)
もうこちらもそのへんにのせられて楽しむことにしましょう。


特に今巻は前巻から一気に存在感が出てきた国王ブラドーにが然注目でしょうか、
なんせ一気にこんなことになってしまうとは想像もつきませんでしたよ。
まあもうひとり(クラウス)のほうは想像つきましたけどね。


今巻は物語全体の謎にからむ展開が見られなかったせいか
ややテンションは低かったのは残念なところです。
全体から見たらいらなかった巻、ということになっちゃうかも。


正直今までのテンションからは下がってますがね。
次以降に期待させる展開でしたし、楽しみに待ちます。


★★★