SFというよりはホラーに近い味わいの短編集。
13編収録、277ページ。
こちらのほうが奇想って感じがして面白かったです。
「レミング」のような3ページほどの作品もありますが
ホラーらしいわけのわからなさで面白かったですし、
逆に「種まく男」のように人の悪意がにじみ出ているような作品は
30ページほどではちょっと足りないなと思わされたりと
その読感も様々でした。
個人的に良かったのは「ノアの箱舟」
こういうホラーが大好きです。
「天衣無縫」のくだらなさすぎるオチも好きですね、
原書ではどうなっているのかも気になります。
ホラーテイストが良かった
★★★★