マルドゥック・ヴェロシティI (冲方丁 / ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)


ディムズデイル・ボイルドは戦地における友軍への誤爆という罪をおかし
肉体改造というペナルティを受け、研究所へと送り込まれた。
そんな彼のパートナーとなったのは万能兵器にして
小動物たるネズミのウフコック・ペンティーノ。
彼らの立場は政府の方針変更によって大きな変化を迎える…
345ページ。


脅威の週刊発行であるヴェロシティは購読順位が最優先になります。
やはりライブで体感してこそでしょう。
前作・スクランブルの前日譚にあたるため、結末はやや見えているのが惜しいですが
仲間となる強化人間(だけじゃないか…)の個性豊かで
軽快な会話とともに楽しませてくれます。


それだけに巨悪の存在が引き立ってますし、
これからの物語への不安も大きかったりするのですが…
★★★★

なんか買い損ねたコミックがあったと思ったので本屋まで行って
図書カードを忘れていたことに気がつきました。
私は図書カードをチケットショップで購入して本を買っているので
現金で本を買うと損した気分になってしまうので
ほとんど現金では本買いません。
まあ額にすれば10000円で300円程度得しているだけなのですが
大体10000円の図書カード1.5枚程度使うので
1年間に直すと18枚、5400円になるのでけっこう大きいですよね。


まあ自己満足の範囲かもしれませんけど。

○本の住人 1巻 (kashmir / 芳文社 / MANGA TIME KR COMICS)

○本の住人 1巻

○本の住人 (1) (まんがタイムKRコミックス)

○本の住人 (1) (まんがタイムKRコミックス)


家事万能小学生・のりことその兄、そして学校の友達と先生が巻き起こす
変な日常を描いた4コマ


この手の作品を読んでいると感じるのは
雑誌向きの作品と単行本向きの作品というものの差は意外と大きいなということです。


この作品に関しては雑誌向きという感じ。
ノリがシュールで、純粋に絵と相殺されているような内容のせいか
繰り返し読んでいるとどうしてもクドくなってしまいます。
これは内容がつまらないよ、ということではなくて
少しづつ読むべき作品なのではないかなということです。


シュール一辺倒なのですが時折はさまれるほのぼのとしたオチが印象に残ります。
本自体の凝った作りは面白かったです、特にオビ裏が。


★★★