マルドゥック・ヴェロシティI (冲方丁 / ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)


ディムズデイル・ボイルドは戦地における友軍への誤爆という罪をおかし
肉体改造というペナルティを受け、研究所へと送り込まれた。
そんな彼のパートナーとなったのは万能兵器にして
小動物たるネズミのウフコック・ペンティーノ。
彼らの立場は政府の方針変更によって大きな変化を迎える…
345ページ。


脅威の週刊発行であるヴェロシティは購読順位が最優先になります。
やはりライブで体感してこそでしょう。
前作・スクランブルの前日譚にあたるため、結末はやや見えているのが惜しいですが
仲間となる強化人間(だけじゃないか…)の個性豊かで
軽快な会話とともに楽しませてくれます。


それだけに巨悪の存在が引き立ってますし、
これからの物語への不安も大きかったりするのですが…
★★★★