絶望系 閉じられた世界 (谷川流 / 電撃文庫) ISBN:4840230218

絶望系 閉じられた世界
夏休みも半ばを過ぎた昼下がり、杵築の持つ携帯にかかってきたある友人からの電話。
これが全ての始まりだった。
電話をかけてきた男、建御はこんなことを言ったのだ
「俺の部屋に天使と悪魔と死神と幽霊がいる」
295ページ


すまん、ちっとも面白くないよ。
俗に言う議論系のホラーなのですが登場人物が普通にネジ飛んでいるせいか
その議論にまったく踏み込めないし驚きもない。
あるのは空虚な妄想のみ。
どこを楽しめというのか、グロ描写も圧倒的に甘いので生ぬるく
それをくつがえすような展開もないのでストレスがたまるいっぽうです。
やっぱダメだ…