空ノ鐘の響く惑星で7 (渡瀬草一郎 / 電撃文庫) ISBN:4840230846

空ノ鐘の響く惑星で7

信仰や経済の源でもある御柱(ピラー)から現れた謎の兵達に苦戦を強いられる
神殿騎士団や王宮騎士団の隊員達。
そして御柱の異変を知ったコウ司教はある決断をすることとなる。
347ページ。


グングン面白くなってます。
今巻は敵味方ともにその立場の変異が大変面白く、かつ意外なものもあって
そのダイナミックな変容ぶりが大変よかったです。
まあそれでもカシナート司教についてはまどちょっと微妙なしこりが…


来訪者(ビジター)達の立場や考えなども明かされることとなって
よりそのキャラクタへの思い入れが深まってきています。
バニッシュの内面なども明らかになってきていますが
やはりパンプキンとライナスティの2度の対決シーンでしょうか、
裏表紙と一緒に見ると笑えますね。
ま、一番はムスカかもしれませんけどね。


今巻はアクションシーンが多いながらもしっかり物語も進んでいて
そこらへんにはおおいに満足できました。
大安定、次巻も本当に楽しみです。
★★★★