もっけ 5巻 (熊倉隆敏 / 講談社 / アフタヌーンKC) ISBN:406314402X

もっけ 5巻

もののけを「見る」ことができる姉・静流と、「憑かれやすい」妹・瑞生の姉妹と
民間伝承を元にした人と密接に関わる物の怪の物語。


この巻においては姉・静流の進学と妹・瑞生の自立という点にスポットが置かれて
ややシリアスな話が多いのが特徴です。
シリアスなおかげか全体的にやや重くて、
もうちょっと笑顔が見たいな、なんて思ってしまいます。


要は妖怪と人間との関係ではなくて、
人間同士の関係が物の怪たちの生態(?)にも関わってくるということなのでしょうか。


いい話ですが、もうちょっと違った切り口も見てみたいです。
★★★★