もやしもん 3巻 (石川雅之 / 講談社 / KCDX) ISBN:4063721531

もやしもん 3巻

沢木直保は「菌」が見える農大生。
そんな彼と発酵を生業とする研究室・樹研究室の樹教授と
樹ゼミに出入りする人々の毎日と、「菌」達のかもしの有様。


相変わらずすごく面白いです。
だんだんと存在感がなくなっていく主人公、
しかも菌が見えるというこの上く独特な特徴を持ち合わせているのに
より個性豊かなサブキャラクタ達に食われているのがなんともいえない。


それよりもこの作品読んでいると発酵に関して詳しくなったような気がする。
実はなんにも知ってはいないんでしょうが
この知的好奇心を満足させてくれて、なおかつマンガとして面白いというのは
なんだかとても楽しいです。
なんか「風雲児たち」を読んでいるような気分。


★★★★