しおんの王 4巻 (安藤慈郎 / かとりまさる / 講談社 / アフタヌーンKC) ISBN:4063144186

しおんの王 4巻

安岡紫音(11)は幼いころ両親を殺された。
そのショックで言葉を失った紫音は棋士である安岡家の養子となり、棋士を目指す。


原作のかとりまさる氏って林葉直子氏だったのね、びっくりしました。
http://hayashiba.fortune.ne.jp/blog/ (林葉直子の「お悩み晴らします」)


登場人物のセリフでもありますが忘れたころに事件の影が覆ってくるので油断がなりません。
特に今回は予想もしない人物から事件を匂わせる発言が飛び出して
ただの将棋漫画ではないところを見せ付けてきましたし、
それに加えてこんな段階でなにかを隠していそうな人物の発覚と
物語の中心部へ踏み込んできました。


加えて周囲を彩る女性棋士二人(…)のエピソードにも
厚みのあるものが明らかになってグングン面白くなってきました。


やはり紫音の声にはびっくりだ。
★★★★