空ノ鐘の響く惑星で12(完結) (渡瀬草一郎 / メディアワークス / 電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 (電撃文庫)


ラトロア国で論戦するフェリオとウルク
しかしそのさ中、ラトロア首都ラボラトリに現れた漆黒の「終末の黒い神殿」が
フェリオ達を最後の戦いへといざなうことになる。
477ページ


終わってしまった。
長いシリーズでしたが、話の軸が大きくぶれていって
その都度悪役が変わっていくのには楽しまされましたし、
その変化にもそれなりの背景があるので、
全然違和感を感じないのには感心させられっぱなしでした。


そしてなによりも驚いたのはウルクとリセリナというダブルヒロインへの
主人公フェリオのけりのつけ方!
これには頭が下がる思いでしたね。
そういうけりのつけ方があったかー、という感じです。


本当に面白かったですし、コンスタントに出してくれたのもうれしいところでした。
文句なしに楽しめるシリーズであったことは間違いないですね。
外伝なんかも出してほしいな、ライナスティなんていくらでも話が作れそうですよ。
★★★★


シリーズでは
★★★★★