2003-12-31から1日間の記事一覧
あれ? 発売は昨年だったのか… 連城ミステリは実際におきていることが単純なんですが それを複数の視点から見せることによって複雑化してしまっています。 読むのにやや苦労させられますが 最後に明らかになる真相と結末には驚愕とさみしさを禁じえません。 …
連作短編というものはやはり読みやすいのですが 主人公の二人がそれぞれへの好意を認識していくさまがなんとも微笑ましく、 そしてそれぞれの考え方や社会への見かたもが変わっていくのが こちらのほうも心地よくなってきましたね。 そして本当にドラマチッ…
読む前は圧倒される上下巻それぞれ650ページですが 読み始めればそんなこと考えているひまはありませんでした。 幻界の表現に不安を感じたのもつかのま、 あっという間に真っ直ぐなキ・キーマやしっかりとしたミーナという仲間に恵まれ、 ふらふらとしながら…
初期はドタバタコメディという側面を見せながら 中盤から後半にかけてはどんどんミステリアスな話になっていって 最後はビシっと締めてくれました。 漫画としてはまだまだなのかもしれませんが 物語として楽しめたというところに感動させられました。 http:/…
一応最新刊を挙げてありますが これはこの作品を再発売してくれたことに対して感謝の意がこもっています。 ワイド版はこの巻で完結になりましたが、 物語はまだまだ終わっていなくて「幕末編」に続いています。 なんといってもこの作品の魅力は 歴史というも…
うあーー! 最後の最後でとんでもないもの読んでしまった気分だ。 「美女」 (連城三紀彦 / 集英社文庫) ISBN:4087472132 収録の「喜劇女優」がそれ。 しかし、この連城マジック(あえてマジックと言っちゃう)はすさまじいものがあります。 アクロバチック…
ムック 本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国2003年度版 (本の雑誌社) 文庫 美女 (連城三紀彦 / 集英社文庫) コミック (感想) 装神機ゴルバー (るりあ046 / 久保書店 WORLDコミックススペシャル)